初心者さん必見!FX取引の始め方
「FXを始めてみたいけれど、どうすれば?」
FX初心者さんが必ず通る道です。
そこで本記事では口座開設に必要な手続きや、FX取引に必要な知識について解説します。

FX取引を始めるにはFX口座が必要
FX取引を行うためには、金融機関や証券会社のFX口座を開設しなければなりません。
開設した口座に資金を入金することでFX取引が可能となります。
FX取引はオンライン上で行われます。
パソコンでもできますが、多くのFX会社はスマートフォン用のアプリを用意しています。
アプリを使えば、スマホで銀行口座からFX口座に即時入金し、そのままスマホで取引を行えます。
デモトレードといって、実際にお金を使わずに、リアルタイムレートでトレード体験ができる機能を用意している会社もあります。
FXに興味を持ったら、まずはFX口座を開設しましょう。
FX取引を始めるための口座の選び方
FX口座の開設は、現在はオンラインで完結できる会社が多い傾向です。
ほとんどの口座の開設は無料ですし、口座の維持費もかかりません。
とはいえ、FX口座を選ぶ際は以下の3点に注目する必要があります。
まずはFX口座を選ぶ際に知っておくべき3つの知識について確認しておきましょう。
スプレッドの狭い会社を選ぶ
スプレッドとは売りと買いのレートの差です。
為替の取引レートは、同時刻であっても売りと買いで差があります。
その差のことをスプレッドと呼びます。
例えばあるFX会社のレートで、現時点での米ドルと円の買値が100.003で、売値が100.000の場合、その会社の「米ドル/日本円」のスプレッドは0.3銭となります。
ドルを買った瞬間に1ドルあたり0.3銭の含み損になるということです。
FX取引では「取引手数料が無料」としている会社が多いのですが、実際にはスプレッドが会社側の利益であり、手数料といえます。
スプレッドの幅は会社によって異なるので、FX口座を選ぶ際にはできるだけスプレッドの狭い会社を選ぶことが大事です。
最低取引単位が小さい会社を選ぶ
FX取引をする際、会社によって取引できる最低額が決まっています。
取引量は「1,000通貨」「10,000通貨」というように表され、1,000通貨とは米ドルの場合1,000ドルとなります。
多くのFX会社の最低取引単位は1,000通貨となっていて、その最低単位をLotで表します。
最低取引単位が1,000通貨の会社の場合、1Lotは1,000通貨となり、最低取引単位が10,000通貨の場合、その会社での1Lotは10,000通貨となります。
通常、買い増しなどする場合はLot単位で行われるので、最低取引単位が10,000通貨の会社では、1万ドル、2万ドルという量でしか買い増しできません。
1Lotでの取引量が大きいと、少しの値動きで大きな金額の損をしてしまう可能性もありますし、最初に入金しなくてはならない必要保証金の額も多くなります。
初心者の場合、最低取引単位が1,000通貨以下の会社を選ぶのがいいでしょう。
取り扱いたい通貨ペアの有無で選ぶ
FX取引とは、ある通貨で別の通貨を売買することです。
その2つの通貨を通貨ペアといいます。最もオーソドックスな組み合わせは、米ドルと日本円、またはユーロと日本円です。
これらの組み合わせは比較的穏やかな値動きで、初心者にも扱いやすいでしょう。
ほとんどのFX会社では米ドル、ユーロ、ポンド、豪ドルなどの基本的な通貨は取引できるので、初心者の方は取り扱う通貨に関して、基本的には気にしなくても問題ありません。
しかし個人的な事情で詳しい通貨がある場合や、分析のためにいろいろな通貨のチャートが見たいという場合は、希望する通貨を扱っているか、多くの通貨を扱っているかを考慮して開設する会社を選ぶといいでしょう。
FX口座の開設から取引までの流れ
上記の条件などに照らし合わせて、自分に合ったFX会社を決めたら、口座を開設しましょう。
口座を開設して、資金を入金することで取引を開始することができます。
FX口座を開設する
FX口座は現在オンラインで開設できるところがほとんどです。
最短即日で開設できる会社もあります。
まずは開設したいFX会社のサイトに行き、口座開設の申し込みページを開きます。
本人情報や、住所、職業、投資目的など必要事項を記入します。
必要事項の入力が完了したら、マイナンバーカードなどの本人確認書類をアップロードします。
申し込みが完了したらFX会社による審査があります。
オンライン本人確認を利用した場合、即日で口座が開設できる会社もあります。
基本的には長くても数日で完了して、ログインIDやパスワードを郵送またはオンラインで受け取れます。
口座に入金して取引を開始する
FX取引をするには、口座に資金を入金する必要があります。
入金方法は、基本的に銀行振込かネットバンキングの2つです。
銀行振込は振込手数料が本人負担であることが多く、入金が反映されるのにも時間がかかります。
ネットバンキングによるオンライン入金であれば24時間スマホから入金が可能で、多くのFX会社では手数料がかからず、基本的に即時反映されます。
開設したFX会社に対応している銀行とネットバンキング契約をしているのであればオンライン入金がおすすめです。
まずは気軽に講座を開設してみよう
FX口座の開設や維持に費用はかかりませんし、口座を開設すれば入金せずともリアルタイムでさまざまな通貨のチャートを見ることができます。
デモトレードに対応している会社であれば、実際にお金を使わずに感触をつかむこともできるでしょう。
入金もオンラインで即時対応されています。
FXに興味があったり、始めてみようかと思ったりしたのなら、まずは気軽に口座を開設してみましょう。